20181224 名前のない現象に名前をつけよう
名前がつけられれば思考が進む。なぜなら名前がないとその現象を指すために不要に言語を使うため、論理展開や発想とは別のところでワーキングメモリが使われてしまうためだ(多分)
名前のないものはじっくり研究されていないし、はっきり認知すらされていない。大昔からあるのに、名前がついて初めて広く認知された現象はたくさんあるだろう。「もったいない」という概念は、外国に全くなかったわけではなく、一部の人にはあったけれど、それを表す言葉がなかったのだと思う。
高橋一生が、ドラマ「僕らは奇跡で生きている」の中で、形のない感情に名前をつけた人はすごいと言っていた。本当にそう思う。そのおかげで僕たちは自分ではない誰かと感情を共有できるのだから。
感情ではないけれど、痛みはもっと細分化できないだろうか。
僕は腰痛で困っているのだけれど、この痛みには、ズキンと痛み「ヒッ」と声を出さずにはいられない腰の中心の方の痛みと、筋肉が凝り固まって動かしにくくて「痛てててて」くらいの痛みの2種類がある。はっきり認識していないだけで、ホントはもっとあるかもしれない。
こういう痛みを細分化して皆が認知すればお医者さんの診察はもっと楽になるだろうなと思う。
win10 メディアからOS再インストール
前回の記事の続きです。
Win10ドライブ割当が勝手に変わって起動しない - 見て見てー!耳からうちわ生えてきたー!
ここからは純粋にOS再インストールの話だけなので、最初のドライブレターが入れ替わる現象とは直接関係ないので別記事にしました。
経緯
- 起動時にドライブレターが勝手に変わり起動できなくなった
- あれこれしていると起動できないときに出てくる自動修復や復元ポイントでの復元、工場出荷時へのリセットすら出てこなくなってしまった
- 外部メディア(DVDかUSBメモリ)を使ってOS再インストールするしかないと覚悟する
リカバリディスク作り
購入時にリカバリディスクをつけていなかった。DELL製PCなので、DELLのHPを見ると、リカバリディスクの作成ツール(DELL OS Recovery Tool)をダウンロード&インストールできるとのこと。
早速DVDをを準備して、インストールし、ツールを起動すると、どうも8GB以上のUSBメモリが必要と言われた。
普通のDVDは4.7GBなので、リカバリメディアを作れないのか。
改め、DELL ToolでリカバリUSB作り
周囲にフォーマットしてもいい8GB以上のUSBメモリを持っていないか聞きまくり、なんとか手に入れた。
PCにメモリを入れて、OS Recovery Toolを進めていくと、どうやらPCを特定するために、サービスタグが必要とのこと。
机の下に潜って、スマホの懐中電灯アプリでデスクトップPCの裏側を照らして写真をパシャリ。
スマホを見ながら7桁のコードを打ち込むと、
「バックエンドに接続できません」
の赤い文字がでるばかり。
会社PCなので、プロキシではじかれているのかなと思い、別の回線からアクセスしても同じ結果。
タグが間違えているのかと思い、DELLのマイアカウントページで同じタグを用いるとそちらでは普通に製品を認識してくれた。
よくわからないが、もう定時は過ぎている。こんなところに時間をかけている余裕はないので、DELLのサポートページへ電話した。
現象を伝えると、原因を探ることもせずMicrosoftのリカバリメディア作成ツールを使えば良いとコメントをくれた。
改め、Microsoft ToolでリカバリUSB作り
早速Toolをインストールして、作業を進める。USBをフォーマットし、スタートするとOSのダウンロードが始まった!
よしよし、もうすぐ完了だ!と思いながら眺めていたら、100%になった瞬間
「理由は不明ですが、お使いのPCでこのツールを実行することができません」
???
なんでよ?てか、できないなら最初からそう言ってよ!ねぇ!!!
と思いながらも諦めずネットで調べると、同様の事象で、リカバリツールをUSB上に置いてから実行すればできたという情報を見つけた。
とりあえず試してみるが、またOSをダウンロードするところから。。。
早く帰りたいののにぃぃぃぃと思いながら、別の仕事をしながら待っていると、今度はうまくメディアに書き込めたようだ。
メディアにツールを置いて実行が正しい使い方なのかな。よくわからんが、次もし機会があれば最初からそうしよう。
ようやく再インストール作業
再起動して、F12を連打すると、無事再インストールの画面に入れた。
USBから再インストールを選んで、ライセンス同意して、カスタムOSのみインストールを選んで、、、と進めていくと、どのパーティションにインストールするか選ぶ画面まで辿り着いた。
が、6個くらい選択肢があって、どれがどのパーティションかわからん!!!
と思ったら、うち1つにOSって書いてあった。確かに256GB SSDにOSを置いてあるはずなので、これだ!と思って選択すると、そこにはインストールできませんと言われる。。。
そもそもどのパーティションも、ここにはインストールできませんと表示される始末。。。
パーティション削除・新規作成・フォーマット変更
どうやらフォーマットの形式が違うから、OSインストールできないとのこと。ネットを見ると、まず全部パーティション削除して新しく作れと書いてあったが、システムで予約済とか書かれたパーティションとかあるし、全部削除とか怖くない?
とりあえず、対象のパーティションだけ削除して、新しく作り直した。
が、それでもできませんと言われる。まだ、フォーマットが異なるようだ。
https://freesoft.tvbok.com/tips/efi_installation/diskpart_gpt_mbr.html
を参考に、
再起動して、コマンドプロンプトで
# DISK管理ツールに入る
diskpart
# ディスク表からOS入れるディスク番号確認
list disk
# ディスク選択(ディスク2)
select disk 2
# ディスクをクリーンな状態にする
clean ・・・・
# ディスクをGPT形式に変換
convert gpt
# 終了
exit
ようやく完了
これでどうだーーーと、また再起動してF12連打し、再インストールの手順を進めると、無事うまく再インストールできました。
はぁー長かったーーー!!!
自分でPC壊して、不要な仕事を作り出して、残業して帰るとか、よう残業申請できへんな。。。
明日はドライバやら開発環境やらのセットアップを一から頑張ります。
Win10ドライブ割当が勝手に変わって起動しない
※この記事は修復までの過程の備忘録であり無駄な作業や間違った作業も含まれております。
修復方法を説明することを目的としておりませんので参考にするなら以下サイトの方が、良いかと思われます。
https://freesoft.tvbok.com/tips/efi_installation/uefi_bootrec.html
仕事用に使っているPCが突然起動しなくなった。
これまで動作していた自作のbatファイルがあるフォルダにアクセスできなくなって、困ったので再起動をしたら、回復モードの画面。
期待はしていないがWindowsのスタートアップ修復を試すが変わらず。
その段階で復元ポイントに戻ればよかったのだが、コマンドプロンプト立ち上げて同僚に聞いたりネット見ながら確認していると、どうもこれまでCドライブだったSSDのドライブレターがDになっており、DドライブだったHDDがCドライブになっている。
『ははーん。これが原因でCを探してもブート関連の情報が見つからずエラーになっているんだな』
と思ったので
#diskパーティション管理モードへ移行
diskpart
#どのvolumeが何ドライブかを確認
list volume
# volume2(元C今D)ドライブを選択
select volume 2
#いったんLにする
assgin letter=L
# volume1(元D今C)ドライブを選択
select volume 1
# Dにする
assgin letter=D
# volume2(元C今D)ドライブを選択
select volume 2
#Cにする
assgin letter=C
# 確認
list volume
exit
でとりあえずドライブの割当を戻して再起動
結果また回復モードの画面。ドライブの割当を確認すると、またCとDが入れ替わっている。。。
なんとかならないものかと、以下を参考に色々確認した。
https://freesoft.tvbok.com/tips/efi_installation/uefi_bootrec.html
ブート用ファイルのリビルド
bootrec /Rebuildbcd
したら、Windows.oldというフォルダにWindowsのインストールが見つかったとので加えるかというメッセージ。よくわからないが、すがる思いでyesにするも、「要求されたシステム デバイスが見つかりません」
bootrec /fixboot
に至っては、アクセスが拒否される始末。
続いて、ブートファイルを削除して作り直す
BIOSからセキュアブート無効化
隠しドライブ(ブート領域FAT32)を探し、ドライブレターbを付ける(手順は上と同じ)
# 復旧コマンド
b:> cd /d b:EFIMicrosoftBoot
b:> ren BCD BCD.bak
b:> bootrec /Rebuildbcd
としたら途中でWindowsのインストールが、2箇所に見つかって両方追加
b:> bootrec /fixboot
さっきまで拒否された上のコマンドもなんか動いた
b:> bcdboot c:Windows /l ja-JP /s b: /f ALL
でブートファイル作成された
b:> exit
期待を持って再起動したが、OS選択が2種類になってしまったし、復元ポイントに戻るボタンすらなくなった(つまりさっきよりブート部分おかしくなった)
再起動したら初期画面が回復画面に行く前に重大なエラーでなんとかみたいなんでてくるし、ここまで来てようやくOS再インストールする覚悟ができた。
ここまで約2時間
他の仕事しながら片手間だけど。。。
最初から諦めときゃよかった。。。
ただ、ここからまだまだ大変でした。
続きは別記事で分けます。
楽天モバイル(格安SIM)移行の注意点
楽天モバイルをはじめとする格安SIMは安い。確かにキャリアと比較すると月額は安いのだが、もちろんそこには受けられるサービスの差が存在する。
何年か前に、両親にスマホを買ってあげた際に、注意したこと・その後困ったことについて書いておこうと思う。
注意点1.店頭サービスを受けられない
安い理由はこれが一番かもしれない。売る側からすると、人件費が削減できるのは非常に大きい。
ユーザー側の視点では、ウチの両親のように困った状態になったとき、
- 何をどう調べればよいかわからない
- 端末メーカーのサービスに直接電話するにしても適切な言葉で問題を伝えるのが困難
といった場合、キャリアのケータイショップの窓口は割と強力なサービスと言える。
ただ、ウチの両親の場合は、
- 仮にスマホが使えない状態になってもすぐに困ることはない
- 困ったら遠隔なり週末なりで私が一次対応する
という状態に不満はないようなので、この件については大きな問題にはならなかった。
両親にスマホを買ってあげる場合には、以下の2点は押さえておくとよいだろう。
- 両親にはスクリーンショットを撮ってLINEで送る方法を最初にマスターしてもらう
- 楽天モバイルのメンバーズステーションのような管理ページに自分がアクセスできる状態にしておく(もちろん料金などが見れてしまうことも含め両親に許可をとって)
注意点2.通信速度が遅い
「格安SIMはキャリアの回線を借りて使っているので、通信品質はキャリア同等」みたいな営業トークを聞くこともあるが、全然違うので騙されていはいけない。
あくまで私の普段の行動範囲と使用時間帯に限るが、楽天モバイルではダウンロード1-2Mbps程度、アップロード10-30Mbps程度の通信速度。通勤時間帯などは回線が混むので遅く多分それより5−10倍くらい遅く時々イラッとする。キャリア端末はダウンロードは10倍以上速いと思う。1個前に使っていたYmobileもキャリア同等に速かったたのでイライラすることはなかった。
ただ、確かに格安SIMは遅いが、1Mbpsあれば、動画を見てもほとんど止まることはないので、すごく重たいファイルをダウンロード/アップロードするとかテザリングしてPCのブラウザからインターネットしたいとかでなければ問題ないと思う。
うちは、PCでのインターネットもテザリングで賄っているが、動画を見ないので、特にイライラはしない。
両親もほとんど家のWiFi環境で、外でもそんなに重たい通信はしないので、購入時は高速通信なしのプランで契約した。
1年くらい使用して色々慣れて来た頃に、3Gのプランに変更し、その後は放置しているが、今後もそれぞれの使用状況に合わせて見直していこうと思う。
注意点3.故障時代品が借りられない
実はこれで少し焦った。まぁ注意点1の延長なので、当然なのだが、スマホが故障することことをあまり真面目に想定していなかったのだ。
単純に安い機種を選んだので、外れを引く確率も高かったというわけで、父のスマホに電源が入らなくなった。
父から「故障して、楽天モバイルに電話したが、端末メーカーに修理依頼するように言われた。また代品は出せないと言われた」と連絡があった。
父は修理の期間くらいスマホがなくても困らないと言ったが、代品があったほうが良いだろうと思い、調べてみると父のスマホZenfone Goはmicro-SIM。最近の機種は大概nano-SIMなので、変換とかがないと対応していないのだ。
今回はたまたま私が以前使用していたNexus5がmicro-SIMだったので、そちらを使ってもらったが、「予備(前使っていた)のスマホを持っていれば代品を準備してもらえなくても大丈夫!」というわけではなかったことに改めて気がついた。
ご注意あれ!
機種変する際の注意事項はこちら
踏切閉鎖時の警察の対応に疑問
久しぶりに残業し、いつもより2時間くらい遅く帰った。
そんなときに限って、電車が遅れるものだ。
乗っていた電車が停車し、アナウンスが流れる。
どうやら、自宅の最寄り駅と隣の駅の間で事故があったようだ。
「あらあら、いつ復旧するかな。。。」
と不安になっていたところ、数分後には、
「復旧はいつになるかわからないが、他電鉄会社を利用できます」
との案内があった。
企業の対応は早い。
こんなことは日常茶飯事なので対応はマニュアル化されているのだろうが、自社で対応ができないから、他社を使ってでも迷惑をかけたユーザーの不便を解消しようという姿勢は素晴らしいし、お互い様だと協力しあえる企業同士も素晴らしいと思う。
そんなこんなで、なんとか自宅近くまで帰ってくることができた。
あの踏切さえ渡れば、3分で家につく。
早く帰りたいと早足で歩き、踏切に近づく。
「??」
どうも様子がおかしい。踏切がずっとカンカン鳴ってる。
どうやら自宅近くのその踏切付近で事故があったようで、警察がパトカーから
「踏切はしばらく開きません。迂回してください」
と聞こえてくる。
「あらあら、大変だ」
と思い、隣の踏切まで移動したが、そちらも閉鎖されている。
警察の人がいたさっきの踏切に戻ってみたが、警察がいるのは踏切の向こう側。こちら側には何人かが渡ることができずに立ち往生していた。
僕は、踏切が渡れなくても駅(事故があった路線の本来の最寄り駅)の改札が地下なので、地下をくぐれば向こう側に行けるかもしれないと思い、駅へ向かった。
無事線路の向こう側にたどり着いた。
その際、駅の他の踏切も閉鎖されているのが見えた。歩いて迂回できそうな範囲の踏切はすべて閉鎖されていることになる。
「とりあえず渡れて良かったけど、パトカーからマイクでアナウンスしているなら、迂回の仕方まで教えてあげればよいのに」
と思いながら、さっき渡れなかった踏切まで辿り着いた。
そこには、パトカーの中に1人、外に2人の警察がいた。
踏切の向こうにはまだ立ち往生している人たちが数人いる。
そこで、私はパトカーの中の警察官に
「向こう側で困っている人たちがいるので、駅の下からくぐれるよっとアナウンスしてあげてもらえますか」
と伝えた。警察官は、
「ホンマですね。伝えておきます。」
と対応してくださったので、そのまま自宅の方向へ歩いていった。
が、パトカーのアナウンスはさっきと変わらないままだった。
「なんか事情があってパトカーからのアナウンスはできないのかな」
と思い、外にいた警察にも同じことを伝えておいた。
が、やはり向こう側の歩行者に声をかける様子はない。
警察がいる側に歩行者は溜まっていなかったので、直接聞かれればおそらく迂回方法を教えているのだと思うが、聞いてこない人には教えられない理由でもあるのだろうか。。。
さすがにそれ以上はしつこく言わなかったが、可愛そうになと思った。
もし何かのルールがあって、警察が鉄道会社側への配慮で積極的なアナウンスができないのなら、鉄道会社が誘導するなり、なにかうまく困っている人たちに手を差し伸べることはできなかったのかなーとモヤモヤしながら帰宅した。
なんでこんなことになっちゃうんでしょう?
降水確率って説明できる?
降水確率ってどういう意味?と改めて問われ、答えられなかったので調べてみました。
降水確率は過去の気象データから算出される
日本では、過去の気温や雲の量、風速などのデータをもとにし、スーパーコンピューターを用いて、現在の状態から各地の降水量を予測しています。
予測なので「確実に30mm雨が降る」とは断定できず、「80%の確率で30mm以上の雨が降ります」というものを統計的な計算で算出しています。
そこで、降水量が一定の時間内(1時間?)に1mm以上になる確率を降水確率と定めています。
降水確率30%であれば、同じような気象状態が100回あった場合に、30回は雨が降るという予測になります。
ただし、予報区間は大坂府や東京都のように広い範囲の場合は、その区間を格子状に分割してそれぞれのブロック内での降水確率の平均値を降水確率としています。
「降水量1mm以上のみを雨が降ったとカウントしている」こと、「区間が広い場合は区間内の平均値を用いること」が、降水確率を正しく理解する上で重要になります。
降水量の定義は?
降水量は、降った雨(雪等も含む)がどこにも流れずにそのまま溜まったら、何mmの高さになるかで表されます。
対象範囲で雨の強さが均一であれば、とりあえずコップをおいて、何mmまで溜まったかを測ればその値がそのまま降水量になります。
割と単純ですね。
なんで1mm?そもそも1時間に1mmの雨ってどれくらい?
1時間に1mmというのは、ちょうど人が「雨やし傘さそうかな」と思うレベルなんだそう。普通なら傘をさすが、スポーツ中なら続けるかな、くらいの感じだとか。
これより少ないもので降水確率を計算すると人の感覚と大きく乖離するのだと思います。
降水確率0%でも雨は降ります
降水確率が0%でも雨に振られるパターンがいくつかあります。
1つ目は、降水確率は、一の位を四捨五入して表現しているため起こります。
四捨五入しているということは、降水確率0%の中には、0%以上5%未満の状態が含まれています。
仮に、予想結果が3%だった場合は、私たちが目にする降水確率は0%ですが、100回に3回は雨が降る気象条件ということになります。
2つ目は、降水確率が区間内で偏っている場合です。県内全体で平均すると5%未満になるので降水確率0%になっているパターンですね。
例えば、兵庫県の16時から17時の降水確率が0%となっていた場合、県内の南側では雨も雪も降るような気象状態ではなかったとしても日本海側は雪が降りそうということは考えられます。
3つ目は、降水量1mm以下の場合です。
そもそも1mm以上の雨が降る確率なので、それ以下の雨量は起こりうるわけですね。
4つ目は、単純にこれまでの気象データからの予測が外れた場合です。ありえなくはないですが、予測が完全に0%になることはないので、これと1つ目は区別できないかもしれませんね。
降水確率100%でもどしゃ降りとは限らない
降水確率からは降水量そのものについては何もわかりません。あくまで、1mm以上の雨が降るかどうかだけしか説明していないということです。
降水量は降水量で、別で予測を行っています。
https://www.jma.go.jp/jp/radame/
まとめ
- 降水確率は、現在までの気象状況から1mm以上の雨が降る確率を予想したもの
- 予報区域内で複数の観測(予想箇所)があれば、それらの平均値で表す
- 降水確率0%でも雨が降ることはある
- 降水確率から降水量自体はわからない。別途降水量予想が存在する
以上です。
整形外科、形成外科、接骨院、整骨院、整体院のちがい
前から気になっていた違いの分からないこれらの施設、定義を調べてみましたのでまとめます。
整形外科と形成外科はどちらもお医者さんがいる病院だけど全然違うもの
まずは、整形外科と形成外科ですが、日本整形外科学会のHPには以下のように記載されています。
整形外科は、身体の芯になる骨・関節などの骨格系とそれを取り囲む筋肉やそれらを支配する神経系からなる「運動器」の機能的改善を重要視して治療する外科で、背骨と骨盤というからだの土台骨と、四肢を主な治療対象にしています。
これに対し形成外科は、生まれながらの異常や、病気や怪我などによってできた身体表面が見目のよくない状態になったのを改善する(治療する)外科で、頭や顔面を含めたからだ全体を治療対象としています。
引用:日本整形外科学会
つまり、
「捻挫をして(腰が痛くて/膝が痛くて)歩けないので、歩くという機能を改善したい」などは整形外科で治療する。
「やけどを治したい」、「乳癌で切除された乳房を再建したい」、「ケロイドや生まれつきの母斑(あざ)を消したい」、「頭蓋骨や顔・あごの骨の生まれつきの変形を治したい」などは、形成外科で治療することになる。
ただし、
学問として形成外科学が確立された後も、対外的に診療科として名乗ることができる標榜科として認められるまでは、「形成外科」や、形成外科から発展した「美容外科」を行う医師たちが、形を整えるということを意味する「整形」という言葉を含む標榜科である「整形外科」を名乗っていたこともあります。
このため、現在でも「形成外科」や「美容外科」が「整形外科」として使われることがありますが、これは誤りです。
引用:日本整形外科学会
とあるので、間違って使われている場面もあるようです。整形手術をする美容外科は、整形外科ではなく形成外科のくくりに近いというのがややこしいですね。
接骨院と整骨院は同じもの。整形外科との違いは、柔道整復師さんかお医者さんか
接骨院と整骨院は名称が異なるだけで、基本的に同じものです。柔道整復師の国家資格を持つ人が診てくれます。
骨折、ひび、脱臼、打撲、捻挫の5つの怪我に対しては、医師ではありませんが、法律で治療行為を行うことが認められており、保険適用で治療を受けることも可能です。
逆に、これら以外、例えば筋肉痛や腰痛で整骨院(接骨院)に行くと、マッサージなどの施術はしてもらえますが、保険適用できません。(やっている接骨院もありますが、やっちゃダメなはずです)
また、接骨院(整骨院)には、レントゲンがないので、骨折、ひび、脱臼については、治療方法は知っていても診断ができないので、整形外科に行って診察してもらうのが無難だと思います。
整形外科ではお医者さんが骨・関節・筋腱・手足の末梢神経・脊椎脊髄の治療を行います。
診察による理学所見とX線(レントゲン)やMRI等の検査をもとに診断し、症状や病態にあわせて投薬、注射、手術、リハビリテーション等で治療します。
もちろん法律で認められた医療行為なので、すべて保険適用可能です。
同じ怪我で病院と接骨院の両方に通うと保険適用できなくなる
1つ注意が必要があります。同じ怪我で病院・診療所で治療を受けながら、接骨院で、施術してもらい痛みを和らげるというようなことをすると、本来保険適用可能な接骨院での施術内容であっても、保険適用できなくなるようです。(病院はもちろん保険適用されます)
整体院は、国家資格不要で開院できる施設
最後に、整体院ですが、これは法律上の開業権がない人が開いている施設の総称です。
リンパマッサージや美容整体、スポーツ整体、カイロプラクティックにアロマセラピーなどが含まれます。
治療行為とは認められないため、保険もすべて非適用です。
もちろん、法律で開業権を管理されていないだけで、ちゃんと骨盤矯正やマッサージなどの技術を学び整体院として開業している方がほとんどだとは思いますが、極端な話、無資格で誰でも始められてしまうものなので、中には怪しいものもたくさんあるだろうなという疑念は拭えません。
整体院に通う場合は、信頼のおける方の紹介だったり、整体院の先生の経歴や保有資格、話した感じなどで、安心して任せられる先生かどうか、自分で判断する必要がありそうですね。(それは、病院や接骨院でも同じですが)
まとめ
以上をまとめると、
- 形成外科は、生まれつきや事故、手術などを原因で見た目が良くない状態になったのを改善する・治療するのが目的の病院
- 整形外科は、骨、関節、筋肉、神経などが悪くなって、運動機能が低下していることを治療するのが主目的の病院
- 接骨院(整骨院)は、骨折、ひび、脱臼、打撲、捻挫の治療を保険適用で行える柔道整復師の資格を持つ人が開いた施設。上記以外の施術(腰痛、肩こりなど)は、行えるが保険費適用
- 整体院は、国家資格不要で開ける施術院で、リンパマッサージや美容整体、スポーツ整体、カイロプラクティックにアロマセラピーなどがある。保険はすべて非適用
となります。